日本独自の進化を遂げた茶道の世界。様々な流派が存在しています。お茶をいただく茶室には掛軸は欠かすことができません。茶室の床の間には原則として「墨蹟」を掛けることが決まりとなっています。待合の席では掛軸の画題は特に問われません。季節に合ったお花や一般的な書、趣味掛けなどもおすすめです。
墨蹟
「禅林墨蹟」は略して墨蹟といい、主に禅僧が書き残した筆跡を指します。ご住職ごとに独特の筆跡で書かれ、その前後に込められた心を最大限に表現することができる作品です。
千利休が茶道の思想を伝えるという「南方録」の一文「掛物ほど第一の道具はなし、客・亭主共に茶の湯三昧の一心得道の物也、墨蹟を第一とす、其文句の心をうやまひ、筆者・道人・祖師の得を賞翫(しょうがん)する也。」
このように、千利休が「第一」と称した墨蹟は、茶席の鑑賞物として不可欠な作品です。
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A201
小林太玄 日々是好日 尺巾立
187,000円(税込価格)
30cm×185cm
人生うれしい日もあれば、つらい日もあります。「晴れの日ばかりでなく、悲しい日も、雨の日も、ありのままに味わって過ごせば一日一日がかけがえのない最良の日になる」という禅語を揮毫した作品です。 |
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A4592
小林太玄 一期一会 尺巾立
187,000円(税込価格)
30cm×185cm
人生出会いは数あれど、同じ時間、同じ環境での出会いは二度とありません。その時々の出会いを大切にし、有意義にしたいものです。 |
趣味掛け 書
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A163
木村亮平 木葉楽一期一会 尺八横
121,000円(税込価格)
65cm×128cm
黒楽茶碗に自然の木の葉を貼り付け、窯変させて木の葉を写すことは夢の陶芸といわれています。作者は画中にこの茶碗を創り上げ、この作品に一期一会の禅語を結びつけました。
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一期一会の禅語が金字で華やかに書かれています。 |
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A214
安藤徳祥 雪月花 懐紙横
88,000円(税込価格)
59cm×110cm
四季おりおりの風雅な眺めを『雪月花』といいます。軽やかに流れるような書体で書き上げられており、四季の移ろいや時節ごとの美しいものを愛で楽しみます。毎日をこのような思いで過ごしたいものです。
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安藤徳祥〈画歴〉
書芸の会主宰。県書作家協会会員。県展。読売入賞。海外展。個展。第68回謙慎展入選。 |
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A4327
安藤徳祥 絆 懐紙横
84,700円(税込価格)
59cm×110cm
人と人との深いつながりを表す「絆」。
父、母、祖父、祖母、子供、孫 ……
家族はもちろんのこと、常日頃お世話になっている方々等、人は「絆」で深く結びつき、支え合っています。 |
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特別推奨品(書)
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