【偕拓堂アート-掛軸の製造卸販売・メーカー】日本の家庭行事と掛軸(掛け軸)に込められた思い

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巻き緒をほどき、巻紙をとり、風帯を下に伸ばしてまっすぐに垂らします。

掛軸を全部伸ばしてしまうのではなく、金具に届く程度に広げた状態で、左手で軸棒中央付近を持ち、掛緒に矢筈を引っかけます。

床の間上部に設置されているヒモを掛けるために取り付けられた鍵に掛けてから矢筈を抜き、両手で軸先を持って垂らします。

床の間から少し離れた場所から掛軸の高さ、左右のバランスをみます。

必要に応じて、風鎮を軸先に掛けます。

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掛かったままの状態で掛け方と逆の順序で掛軸を巻き、矢筈で取り外します。
しまう時には必ず風帯を左右に内側に曲げてください。
掛軸上部には巻紙を付けます。

軸先を持って上まで柔かめに巻いていきます。
あまりきつく巻きすぎると、次に掛けようとした時に巻きグセが付いてしまい、
掛かりが悪くなります。

図のように右側から順に3回、巻緒をゆるくかけていきます。

下に垂れている巻緒の中央部分を手前に折り曲げます。
折り曲げた部分を掛緒の下からくぐらせ、上に引っ張ります。

上に引っ張り上げた部分を反対側にくぐらせ締めます。

桐箱に収納してください。
桐箱の内側には枕があり、八双(半月)部分が入る方が広くとってあります。
しまう時にはご注意ください。

 

動画:「掛軸の取り扱い」

 

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