「七五三」は、子供が育っていく上で病気になりやすいと言われていた3歳、5歳、7歳に、見守って下さった氏神様やご先祖様に子供の健やかな成長を祈るために行われ、今にも根付いています。
子供が無事に成長したことに感謝するため神社へ参拝し、家族みんなで食卓を取り囲み、笑顔が絶えることのない思い出に残る行事として行われています。
「成人式」は、家族の愛で育ってきた子供が巣立ちをし、目標に向かって人生を歩んでいく大事な記念日です。親は子をこれから家族の未来を支える成人と認め、ともに酒を交わし祝の食事をします。出世と幸せな人生を願いお祝いしましょう。
我が子の健やかな成長と長寿を願うのは、孫を思う祖父、祖母も同じです。そんな祖父母の方へのプレゼント、お返し等に子供の写真を使ったメモリーズスクロールを贈ることをおすすめします。
京金襴 裂地見本 | 京友禅 裂地見本 | |||
K-1 | Y-1 | Y-4 | ||
K-2 | Y-2 | Y-5 | ||
K-3 | Y-3 | Y-6 |
「賀寿」とは、年上の方の長寿を喜び、さらに健康でいてほしいという願いを込めたお祝いです。普段は口にしづらいですが、育ててくれた感謝と健康に注意してほしいという子から親への気持ちを伝えるためにも、床の間には長生きと健康を願う「松竹梅鶴亀」や、祖父母がいつまでも仲睦まじくとの願いを込めた「高砂」の掛軸をお掛け下さい。
家族を今に導いてくれた年長者を敬うことは日本のみならず、世界共通の文化です。賀寿には、家族皆で食事をし、年長者の豊かな経験から得られた貴重なお話に耳を傾けたりして、家族の絆を深める大切な機会としてお過ごしください。
松竹梅は中国の画題のひとつ「歳寒三友」(さいかんさんゆう)が由来とされ、厳寒の冬の中でも松・竹は常緑を保ち、梅は花を咲かせることから縁起の良い樹木とされました。日本で「松竹梅」が吉祥の象徴とされるようになったのは、松は常緑で不老長寿に繋がるとして平安時代から、同じく常緑である竹は室町時代から、冬に花を咲かせる梅は江戸時代からといわれています。「鶴は千年・亀は万年」といわれているのは、中国の神仙伝説に鶴は千年・亀は万年の寿命を楽しむといわれ、長寿の証とされてきました。ともに仙人が仙術を用いて、空中を移動する時は鶴に、水中を渡る時は亀に乗って移動したといわれています。
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