
7月7日は「七夕」。「たなばた」「しきせき」と呼ばれ、収穫の無事を祈る「棚機女(たなばたつめ)」という巫女が由来だといわれます。七夕といえば、天の川を隔てて愛し合う「織姫(おりひめ)」と「彦星(ひこぼし)」の伝説が有名ですが、日本では昔からお盆の準備として、ご先祖様をお迎えするために七夕の後に笹飾りを海や川に流す習慣がありました。現在のように笹に飾りや短冊を結びつける風習が始まったのは江戸時代でした。笹には邪気を祓う力があるといわれており、短冊に技能上達の願い事を書き、立てた笹竹に飾って願いを天に届けます。
七夕
短冊には自分自身に秘められた才能を引き伸ばし、夢の実現に近づけるようにと願いを書き、邪気を祓う笹が描かれた掛軸を家でもっとも神聖な場所とされる床の間にお掛け下さい。家族と夢を語り合い、お互いの理解を深める行事であってほしいです。
朝顔
織姫は別名「朝顔姫」とも呼ばれ、花を咲かせた朝顔は七夕の夜に天の川を越えて織姫と彦星が無事に出会えたしるしとされ、恋愛成就の願いをかなえるということから大変縁起が良いといわれます。7月7日は一年を通じてもっとも邪気が強まる日だといわれ、邪気を打ち払い願いをかなえるしるしとして、また夏を感じさせる花として「朝顔」の掛軸を飾りお楽しみください。