掛軸は湿度の高い場所に保管しますと、しみ、虫食い、カビ、が発生する原因になります。また、汚れや傷などによって大切な美術品の価値も半減してしまいます。末永く掛軸を愉しんでいただくためにも、桐箱で掛軸を保存することをお勧めします。 桐材は軽くて丈夫で、保湿・耐火性が高いため、骨董品や高級品を保存するのによく使われます。また、桐箱は内部の湿度を一定に保ち、虫を寄せ付けない成分を発しているため、掛軸を保存するのに最適です。
桐箱収納桐は防湿・防虫効果に優れており、掛軸の収納に最適です。 |
二重箱収納桐箱のみでも十分ですが、塗箱に収納することにより一層防湿、防虫効果を高めてくれます。 |
太巻(ふとまき)収納太巻といわれる桐の芯を使い、掛軸を太く巻くことで、本紙を折れにくくします。 |
1.お手持ちの掛軸はしまい放しにしないで、一年に一度はお出しください。
2.掛軸は掛け放しにしないで、2~3ヶ月に一度は掛け替えをしてください。
3.掛軸の掛け替えを行うときは、天気の良い乾燥した日を選んでください。
掛軸を長い期間掛け放しにされると、掛軸本来のしなやかさがなくなり、伸びたままで固くなってしまいます。
掛軸が硬化した状態で片付けの際にきつく巻いてしまうことが本紙に折れ線をつくることに繋がります。
さらに年数が経過すると折れが割れとなり、作品の素晴らしさを損ねます。
掛軸を長い期間しまい放しにされると、掛軸に入り込んだ湿気が原因でシミや虫食いが発生します。
古い掛軸でよく見かける茶色の斑点状のシミは、水の中に含まれる鉄分が湿気により酸化することで発生します。
知らないうちに家宝をダメにしていませんか?表具(表装)のしみ・汚れ・おれ・やぶれ・未表具のものは、早めに修理しないと美術品の価値を失います。偕拓堂アートは、国家検定一級表装技能士がいる工場で掛軸の修復を行います。 家宝を守るために・・・その家宝を子孫に残すために・・・ぜひ弊社にお問い合わせ下さい。専門担当スタッフが無料でご相談承ります。
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